「AMD Ryzen 9 9950X3D」+「AMD Radeon RX 9070 XT」が超快適! 黒色系ケースの「G-GEAR プレミアムミドルタワー」に注目だ
2025年04月30日 11時30分更新
黒色系PCケース好きならオススメ、優れた内部設計やメンテナンス性の高さも魅力の「G-GEAR プレミアムミドルタワー」

黒色系PCケース好きなら、TSUKUMOのBTOゲーミングパソコンブランド「G-GEAR」に注目だ。なかでも「G-GEAR プレミアムミドルタワー」(カスタムモデル)は「デザイン」「エアフロー」「拡張性」「メンテナンス性」の4点に優れたミドルタワーケースを採用しており、実用性が高い点が魅力だ。ダイヤモンドをイメージしたケース前面パネルのおかげで、落ち着いた雰囲気の黒色系ボディをシャープに見せてくれる。
「G-GEAR プレミアムミドルタワー GE9A-T251/XBH」(以下、「G-GEAR GE9A-T251/XBH」)はCPUとして「AMD Ryzen™ 9 9950X3D プロセッサ」を標準採用しており、さらにGPUを「AMD Radeon™ RX 9070 XT」(16GB)にカスタマイズできる。その性能の高さは折り紙付きで、PCゲーム好きだけでなく、クリエイティブ用途でも役立つゲーミングパソコンだ。「G-GEAR プレミアムミドルタワー」には「AMD Ryzen™ 7 9800X3D プロセッサ」採用モデルもあるので、ぜひチェックしてほしい。

ケース天板の前面側にはUSB Type-A 3.0×2、Type-C×1を搭載。Type-Cポートは最大でUSB 3.2 Gen 2x2に対応できる。「AMD Ryzen プロセッサ」搭載を示すロゴシールがうれしい
「AMD Ryzen 9 9950X3D プロセッサ」「AMD Radeon RX 9070 XT」のおかげで、最新ゲームとクリエイティブ用途のどちらも◎
「AMD Ryzen 9 9950X3D プロセッサ」「AMD Ryzen 9 9900X3D プロセッサ」は、すでに多くのゲーマーに支持されているCPUだ。AMDの第5世代となる最新CPUアーキテクチャー「Zen 5」を基盤としていることからさまざまな用途で高い性能を発揮するうえ、第2世代「AMD 3D V-Cache™ テクノロジ」を含む128MBもの3次キャッシュを搭載しているおかげで、ゲームによっては高いフレームレートで描画できる。
また、AMD製GPUの最新アーキテクチャー「AMD RDNA™ 4」をベースにした「AMD Radeon RX 9070 XT」(16GB)にも注目したい。64基のコンピューティングユニット(CU)に加えて、第3世代レイトレーシングコアと第2世代AIアクセラレーターを内蔵しているため、4K(3840×2160ドット)やWQHD(2560×1440ドット)という高解像度、同時に高いフレームレートでゲームを快適に楽しめる。AMD独自の超解像技術「AMD FSR 4」(AMD FidelityFX™ Super Resolution 4)もサポートしており、さらに美しい映像で満喫できるようになった。
そこで今回は、「AMD Ryzen 9 9950X3D プロセッサ」採用の「G-GEAR GE9A-T251/XBH」をもとに、GPUを「AMD Radeon RX 9070 XT」(16GB)にカスタマイズしてその実力をチェックした。メモリーは標準状態の32GBで、ストレージのほうは2TB SSDに増量している。
試用機の主なスペック | |
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製品名 | 「G-GEAR GE9A-T251/XBH」(カスタマイズ版) |
CPU | AMD Ryzen 9 9950X3D プロセッサ |
CPUクーラー | 空冷 |
GPU | AMD Radeon RX 9070 XT(16GB) |
メモリー | 32GB(DDR5-5600) |
ストレージ | 2TB NVMe M.2 SSD(Gen4) |
無線機能 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 |
価格 | 49万3400円~(カスタマイズ後) |
最初に試したベンチマークソフトは「Blender Benchmark」だ。「Blender」(Version 4.4.0)を用い、「monster」「junkshop」「classroom」の3種類でレンダリング性能を計測している。また「AMD Ryzen 9 9950X3D」だけで計測した場合と、「AMD Radeon RX 9070 XT」で計測した場合(Open CL)の両方を実施した。この結果であれば、「AMD Ryzen 9 9950X3D プロセッサ」「AMD Radeon RX 9070 XT」がクリエイティブ用途でも高いパフォーマンスを期待できるといえるだろう。
ゲームプレイの参考になるベンチマークとしては、「ファイナルファンタジーXIV: 黄金のレガシー ベンチマークソフト」を試した。画質設定を最高画質、またフルスクリーンに設定したうえで、画面解像度を変更しながらスコアとフレームレートをチェックした。結論としてはベンチマーク結果は良好で、スコアの評価はフルHD(1920×1080ドット)とWQHD(2560×1440ドット)が「非常に快適」、4K(3840×2160ドット)は「とても快適」となった。
平均フレームレートについては、すべての解像度で60fpsを超えている状態だ。ここで覚えておきたい点が、「AMD FSR 4」の恩恵が大きいことと、実際のプレイではAMDのフレームレート向上技術「AFMF 2.1」のおかげでさらに高いパフォーマンスを得られることだ。今回のような「AMD Ryzen 9 9950X3D プロセッサ」「AMD Radeon RX 9070 XT」(16GB)という組み合わせの場合、最新タイトルが格段に遊びやすくなる。
次は「モンスターハンターワイルズ ベンチマーク」(以下、MHWベンチ)だ。画質プリセットはウルトラとし、フレーム生成:オンの条件で、解像度とレイトレーシング(RT)設定のオン(高)/オフを切り換えて計測した。
なお、MHWベンチのオプションでは「AMD FSR 4」が設定されており、実装されているようだが、正式対応の発表はまだのようなので期待して待とう。
ここでは、4K(3840×2160ドット)解像度、またレイトレーシングを「オン(高)」に設定した状態でも、平均フレームレートが100fpsを超えている点に注目したい。まさに、「AMD Ryzen 9 9950X3D プロセッサ」「AMD Radeon RX 9070 XT」の実力が分かるという結果だ。こちらも、実際のプレイでは「AFMF 2.1」によってさらに高いフレームレートで遊べるだろう。
「AMD Ryzen 9 9950X3D プロセッサ」「AMD Radeon RX 9070 XT」によって、さらに魅力を高めた「G-GEAR プレミアムミドルタワー」
CPUとして「AMD Ryzen 9 9950X3D プロセッサ」「AMD Ryzen 9 9900X3D プロセッサ」、さらにGPUに「AMD Radeon RX 9070 XT」を搭載した「G-GEAR プレミアムミドルタワー」は性能が非常に高く、オススメできるゲーミングパソコンだ。
「AMD Ryzen 9 9950X3D プロセッサ」と「AMD Radeon RX 9070 XT」という組み合わせにカスタマイズした「G-GEAR GE9A-T251/XBH」により、クリエイティブ用途とゲーミング用途の両方で優れたパフォーマンスを発揮することに改めて驚いた人もいるだろう。黒色系の落ち着いた外観デザインだけでなく、練られた内部設計、機能性の高さや使い勝手のよさをまず求める人も満足するはずだ。
