フリーWi-Fiのセキュリティ対策に注目
X(Twitter)アカウント「マカフィー・セキュリティ情報局」の2025年4月分のアンケート投稿から、今回は「フリーWi-Fiにまつわるセキュリティクイズ」をピックアップしてみました。
【今月のクイズ】
もうすぐ #GW 🎶
おでかけの際、フリーWi-Fiを利用する方も多いのでは📱
便利な反面、
🟥通信内容の盗み見
🟥不正アクセスを受ける
などのリスクがあります☝️
安全に利用したいあなたに、このクイズ!👇
Q. なりすましWi-Fiを避けるために最も効果的な対策はどれ?
1. 接続先のWi-Fi名を毎回変更する……4.3%
2. 公共Wi-Fiの使用は短時間にとどめる……14.3%
3. VPNを利用する……78.6%
4. 通信量の少ない作業だけに限定する……2.9%
【今月のクイズ】
— マカフィー・セキュリティ情報局 (@McAfee_JP_Sec) April 23, 2025
もうすぐ #GW 🎶
おでかけの際、フリーWi-Fiを利用する方も多いのでは📱
便利な反面、
🟥通信内容の盗み見
🟥不正アクセスを受ける
などのリスクがあります☝️
安全に利用したいあなたに、このクイズ!👇
Q. なりすましWi-Fiを避けるために最も効果的な対策はどれ?
セキュリティクイズへのご参加、毎度ありがとうございます。今回は計70票のご回答をいただきました! 今後もクイズ形式のアンケートを定期的に発表いたしますので、見掛けた際はぜひご参加くださいませ。
タイミング的に大型連休前のクイズだったこともあり、観光地や店舗などで利用する機会が多くなるフリーWi-Fiに関するクイズをご用意しました。
旅行中は写真や動画をSNSにアップしたくなるものですが、データ利用量が一気に増えてしまうのは避けたいですよね。店舗や公共機関が提供しているフリーWi-Fiはそんなときの力強い味方です。とは言え、セキュリティ的にはちょっと怖くもあります。
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今回も答え合わせをしましょう! 正解は3の「VPNを利用する」でした。正答率は78.6%と比較的高かったようです。
フリーWi-Fiは便利な反面、使われているWi-Fiルーターの仕様やメンテナンスの具合を確認することができませんので、古い暗号化方式しか対応していない機材だったり、脆弱性を塞ぐアップデートを怠っていたりすることも十分あり得ます。
その結果、通信内容を盗まれてしまう、Wi-Fiルーター経由で不正なプログラムを送り込まれてしまう、といったことが発生しかねません。ですから、一時的に安全な通信環境が作れるVPNを用いることが正解なのです。
選択肢1の「接続先のWi-Fi名を毎回変更する」は残念ながらセキュリティ対策になりません。使用するフリーWi-Fiをこまめに変更したところで、上記のような危ないWi-Fiルーターとつながってしまった時点でアウトです。
となると、選択肢2の「公共Wi-Fiの使用は短時間にとどめる」、選択肢4「通信量の少ない作業だけに限定する」も根本的なセキュリティ対策にはならないことがおわかりいただけると思います。
ただし、VPNを使っていても、たとえばフィッシング詐欺を完全に防ぐことはできません。危ういメールの内容を信じてしまい、誘導された先の偽Webサイトで個人情報を入力してしまったら意味がないのです。
また、諸般の事情でVPNが使えないがどうしても接続する必要のある場合は、フリーWi-Fi使用時に個人情報やWebサービスのアカウント情報を入力しないよう努めてください。せめて最低限のプライバシーだけでも守りましょう。
◆
今後もマカフィー・セキュリティ情報局発のアンケートやクイズを見かけましたら、ぜひともご回答くださいませ!
